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2007/02/22

チェジュ番外編-3

オランダ人ハメルのお話を。。。

17世紀の半ば、1653年、オランダ人ヘンドリック・ハメルの乗った船が長崎を目指していましたが、漂流の後、済州島に漂着。日本なら鎖国とはいえ、長崎を開放していて、保護が受けられる。ところがその頃の朝鮮はもっと厳しい鎖国状態で、外国人としては身の安全はわからない国でした。

生存者36名。
通訳できる人もおらず、不安な中で、当時の済州の牧に援助を受けます。
(後に、これより27年前に漂着していたオランダ人に会え、通訳もしてもらえるようになります)
ところが牧が変わると状況が一変し、食事にも困窮するようになります。その中で逃亡を図る者もでる。捕まる。監視が厳しくなるという悲惨な状態になっていきます。
約9ヶ月後、半月ほどかけて、ソウルに移送されることになります。

ソウルに移ってからは軍人としての生活を始めます。
ところが、国の情勢が変わり、清の侵略を受け、干渉を受けるようになると、一行の存在がまずいものとなります。
厳しい監視の元に置かれ、帰国は叶わず、脱出を計る者も出始めます。
ソウルからまた全羅に移動。分散。いい時期もあれば、冷遇される時期もある。病没する者もいる。

13年後、8名が船で脱出します。五島列島に流れ着き、長崎に移送されます。
オランダからの要請を受け、日本が朝鮮に対して残っていた8名の引き渡しを要求。自分の意志で残った1人を除いて7人が出国。
36名漂着者の内、15名が帰国。

このハメルが後にオランダに戻り、済州島のこと、朝鮮のことを書き残します。

済州の位置が、日本、中国南部、朝鮮の交通の要所にあたっていたこと。また東南アジアから北上する潮の影響もあり、外敵にさらされることも多かったようです。

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